愛犬が滑ってしまう理由【前編】足裏の毛や爪など、日常で気づきやすい原因を丁寧に紹介します

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小型犬がフローリングで滑ってしまうとき、まず見直したいのは「身体のどこで踏ん張れなくなっているのか」という点です。
足裏の毛や爪、肉球の状態、そして床材の摩擦など、日常の中で気づきやすい“物理的な原因”は、実は滑りやすさに大きく関わっています。
この記事では、信頼できる情報をもとに、今日から確認できる原因を丁寧に整理しました。
愛犬の安全のために、まずは“見える原因”から一緒に整えていきましょう。

フローリングで滑ってしまうのは、決して珍しいことではありません。
むしろ、現代の家のつくりと犬の体のつくりが合っていないことが多く、
どんな子でも起こりうることなんです。
犬の肉球は、本来は土や草のような“すべりにくい地面”を歩くためのもの
ツルツルした床を歩くことは想定されていないので、
小さな体では踏ん張りきれない場面がどうしても出てきます。
だから、あなたの家だけの問題でも、あなたのせいでもありません。
まずはその前提を知っておくだけで、心が少し軽くなるはずです。

犬が滑ってしまう原因の中で、いちばん多いのが 足裏の毛の伸び です。
肉球は本来、地面をしっかりつかむための“グリップ”の役割を持っていますが、
毛が伸びてしまうと、その大事な肉球が床に触れにくくなってしまいます。
その結果、
まるでスケート靴を履いているような状態 になり、
どんな子でも簡単にツルッと滑ってしまうんです。
特にトイプードルやポメラニアンなど毛量の多い犬種では、
たとえば “2〜3週間ほどで肉球が隠れるくらい伸びてしまう” ことも珍しくありません。

どんな状態だと滑りやすいのか

足裏の毛は、気づかないうちにすぐ伸びてしまいます。
特にトイプードルポメラニアンなど毛量の多い犬種では、
たとえば “2〜3週間ほどで肉球が隠れるくらい伸びてしまう” ことも珍しくありません。
こんな状態なら、滑りやすさがぐっと高まります。

  • 肉球の間から毛がふわっとはみ出している
  • 肉球より毛のほうが長く見える
  • 触ると毛が柔らかく広がっている

この状態だと、どんな子でも滑りやすくなります。

老犬(シニア犬)は特に注意したい理由

シニア期に入った子は、

  • 足腰の筋力が落ちやすい
  • 関節がこわばりやすい
  • 反応がゆっくりになる

こうした変化が重なるため、
足裏の毛が伸びているだけで滑りやすさが一気に増します。
ちょっとした滑りが、
そのまま腰や関節の痛みにつながることもあるので、
シニア犬は特にこまめにチェックしてあげたいポイントです。

子犬が滑りやすい理由も“足裏の毛”にある

子犬は元気いっぱいで走り回ることが多いですが、
実は 子犬も足裏の毛が原因で滑りやすい ことがあります。
理由は、

  • 肉球がまだ柔らかくてグリップ力が弱い
  • 体幹ができていない
  • 歩き方が安定していない

こうした“成長途中の体”に、足裏の毛が重なると、
ちょっとした勢いで転んでしまうこともあります。
特に子犬は関節がまだ弱いので、
滑ることで膝や腰に負担がかかりやすい時期でもあります。

おうちでできる簡単チェック

足裏の毛は、月に1回のトリミングだけでは足りないこともあります。
おうちでできる簡単なチェック方法は、とてもシンプルです。

  • 足をそっと持ち上げて、肉球の間をのぞく
  • 毛が肉球を隠していないか確認する
  • 指の間に毛が詰まっていないか触ってみる

もし毛が肉球より長くなっていたら、
それだけで滑りやすさはぐっと上がります。

気づけたあなたは、もう一歩前に進んでいる

足裏の毛は、毎日見ていても意外と気づきにくいものです。
だからこそ、
「もしかして…」と気づけた今日が、とても大切な一歩です。
老犬でも、子犬でも、成犬でも、
足裏の毛を整えてあげるだけで、
あの子の“ツルッ”を減らすことができます。

犬の爪が伸びてくると、歩くたびに床に「カチカチ」と当たるようになります。
この音がしているときは、肉球がしっかり床に触れていないサインなんです。
肉球が床につかないと、体重が爪に乗ってしまい、
まるで“つま先立ち”で歩いているような状態になります。
その結果、踏ん張る力が弱くなり、ちょっとした動きでも滑りやすくなってしまいます。

どうして爪が長いと滑りやすくなるのか

爪が床に当たると、犬は自然と足を浮かせるような歩き方になります。
すると、

  • 肉球のグリップが使えない
  • 足が前に流れやすい
  • 体重のバランスが崩れやすい

こうした状態が重なり、滑りやすさが一気に高まります
特にフローリングのようなツルツルした床では、
爪が長いだけで滑るリスクがぐっと上がるんです。

老犬(シニア犬)は爪が伸びやすい理由

シニア期に入ると、

  • 運動量が減る
  • 歩く距離が短くなる
  • 爪が自然に削れにくくなる

こうした変化が重なり、爪が伸びやすい時期になります。
さらに、
筋力の低下や関節のこわばりがあると、
爪が床に当たるだけで踏ん張りが効かなくなり、
滑ることで腰や関節に負担がかかりやすくなります。
「最近よく滑るようになったな」と感じたら、
爪の長さを見てあげるだけでも大きなヒントになります。

子犬も“爪の長さ”で滑りやすくなる

子犬は元気いっぱいで走り回るので、
「爪は自然に削れているはず」と思われがちですが、
実は 子犬も爪が伸びやすいんです。
理由は、

  • 肉球がまだ柔らかくてグリップ力が弱い
  • 歩き方が安定していない
  • 体幹が未発達で踏ん張りが効きにくい

こうした“成長途中の体”に爪の長さが重なると、
勢いよく走ったときに滑って転んでしまうことがあります。
特に子犬は関節がまだ弱いので、
滑ることで膝や腰に負担がかかりやすい時期でもあります。

おうちでできる簡単チェック

爪の長さは、毎日見ていても意外と気づきにくいものです。
でも、チェック方法はとてもシンプルです。

  • 立ったときに爪が床に触れていないか
  • 歩くときに「カチカチ」と音がしていないか
  • 爪先が少しカーブしていないか

音がしているなら、
それだけで滑りやすさがぐっと上がっているサインです。
目安として、歩くときに「カチカチ」と音がする子の半分くらいは爪が長いっていう印象があります。

気づけた今日が、あの子を守る一歩になる

爪の長さは、見落としやすい原因のひとつです。
でも、
「もしかして…」と気づけたあなたは、
すでにあの子の未来の痛みをひとつ減らしています。
老犬でも、子犬でも、成犬でも、
爪を整えてあげるだけで、滑りやすさは大きく変わります。

犬の肉球は、歩くときの“グリップ”の役割をしています。
でも、肉球が乾燥してしまうと、このグリップ力が弱くなり、
ちょっとした動きでも足が前に流れやすくなってしまいます。
乾燥した肉球は、見た目ではわかりにくいことも多く、
「気づいたらカサカサしていた」ということも珍しくありません。

どうして乾燥すると滑りやすくなるのか

肉球は、ほんのりしっとりしている状態がいちばん踏ん張りやすいです。
でも乾燥すると、

  • 表面が硬くなる
  • ひび割れやすくなる
  • 摩擦が減る
  • 床をつかむ力が弱くなる

こうした変化が起きて、
フローリングのようなツルツルした床では特に滑りやすくなります。

老犬(シニア犬)は乾燥しやすい時期に入る

シニア期に入ると、

  • 皮膚の水分量が減る
  • 肉球が硬くなりやすい
  • 血行が弱くなる
  • 代謝が落ちる

こうした“年齢による変化”が重なり、
肉球が乾燥しやすくなる時期に入ります。
乾燥した肉球はグリップ力が弱くなるため、
シニア犬は滑りやすさがぐっと増してしまいます。
「最近よく滑るようになったな」と感じたら、
肉球の状態をそっと触ってみるだけでもヒントになります。

子犬も乾燥で滑りやすくなることがある

子犬の肉球は、

  • 柔らかい
  • 水分が多い
  • まだしっかりしていない

という“成長途中の状態”です。
そのため、
乾燥すると一気にグリップ力が落ちてしまい、
走り回る勢いのまま滑って転んでしまうことがあります。
特に冬やエアコンの季節は、
子犬でも肉球が乾燥しやすいので注意したいポイントです。

季節や環境でも乾燥しやすくなる

肉球の乾燥は、季節や環境の影響も大きいです。

  • 冬の乾燥した空気
  • エアコンの風
  • 床暖房の熱
  • シャンプーのしすぎ
  • 散歩後の拭きすぎ

こうした日常の中の小さな要因が重なって、
肉球がカサつきやすくなります。

保湿は“やりすぎ注意”が大切

肉球ケアは大切ですが、
ベタベタになるほど塗ってしまうと逆に滑りやすくなることがあります。
理想は、
“しっとり、でもサラッと”
という軽い保湿。

  • 乾燥しているときだけ
  • 少量を薄く
  • ベタつかない仕上がり

の3つを意識するだけで、滑りにくさは大きく変わります!

気づけた今日が、あの子の未来を守る一歩になる

肉球の乾燥は、見落としやすい原因のひとつです。
でも、
「もしかして…」と気づけたあなたは、
すでにあの子の未来の痛みをひとつ減らしています。
老犬でも、子犬でも、成犬でも、
肉球の状態を整えてあげるだけで、滑りやすさはぐっと減ります。

フローリングは見た目がきれいでお掃除もしやすいですが、
犬にとっては とても滑りやすい床 です。
特にツルツルとした質感の床は、肉球がしっかり引っかからず、
どんな子でも足が前に流れやすくなってしまいます。

犬の肉球は、本来は土や草のような“すべりにくい地面”を歩くためのつくりです。
だから、フローリングのような平らで硬い床は、
犬の体の構造と相性がよくないんです

床材によって滑りやすさは大きく変わる

同じ家の中でも、床材によって滑りやすさはかなり違います。

  • フローリング → とても滑りやすい
  • ワックスやコーティング済みの床 → さらに滑りやすい
  • クッションフロア → 少し滑りにくい
  • タイル → 冬は冷たく、乾燥でさらに滑りやすいことも

特にフローリングは、
光沢があるほど摩擦が少なく、滑りやすさが増す傾向があります。

季節や湿度でも滑りやすさが変わる

意外かもしれませんが、季節や湿度も大きく関係します。

  • 冬 → 肉球が乾燥しやすく、グリップ力が落ちる
  • 夏 → エアコンの風で乾燥し、滑りやすくなる
  • 雨の日 → 肉球が湿って逆に滑りやすくなることも

つまり、
同じ床でも“その日の環境”で滑りやすさが変わるんです。

老犬(シニア犬)は摩擦不足の影響を受けやすい

シニア期に入ると、

  • 筋力の低下
  • 関節のこわばり
  • 反応速度の低下

こうした変化が重なり、
フローリングのツルッとした感触に対応しにくくなります。
ほんの少し滑っただけでも、
腰や関節に負担がかかりやすくなるため、
摩擦不足はシニア犬にとって大きなリスクになります。

子犬も“摩擦不足”で転びやすい

子犬は元気いっぱいで走り回るので、
「滑るなんて関係ない」と思われがちですが、
実は 子犬もフローリングで転びやすいんです。
理由は、

  • 肉球がまだ柔らかい
  • 体幹が未発達
  • 歩き方が安定していない

こうした“成長途中の体”に、摩擦不足が重なると、
勢いよく走ったときに足が流れ、転んでしまうことがあります。
特に子犬は関節がまだ弱いので、
滑ることで膝や腰に負担がかかりやすい時期でもあります。

おうちでできる簡単チェック

フローリングの滑りやすさは、
ちょっとしたチェックで気づけることがあります。

  • 光が反射してツヤツヤしていないか
  • 歩いたときに足が前に流れていないか
  • 走り出しでツルッとしやすくないか
  • 肉球が乾燥していないか

もし「ちょっと滑りやすいかも」と感じたら、
それだけで原因のひとつが見えてきます。

気づけた今日が、あの子の未来を守る一歩になる

フローリングの摩擦不足は、
“家のつくり”という避けにくい原因のひとつです。
でも、気づけた今日からできることはたくさんあります。
老犬でも、子犬でも、成犬でも、
床の滑りやすさに気づいてあげるだけで、あの子の痛みを減らすことができます。

足裏の毛や爪、肉球の乾燥、そして床の摩擦といった“見える原因”は、日常の中で気づきやすいようでいて、実は後回しになりやすい部分でもあります。
こうした小さな積み重ねが続くと、滑りやすさが増し、関節や腰に負担がかかることもあります。
まずは今日できる範囲で、愛犬の足元や床環境をそっと見直してあげるだけでも、安全性はぐっと高まります。
ただ、滑りの背景には、身体の使い方や年齢による変化など“外からは見えにくい原因”が隠れていることもあります。
次の後編では、そうした気づきにくいサインについて、もう少し深く触れていきます。

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